【インターネットコロンブス】
韓国放送局情報化視察ツアー
日程：2019年1月16日～1月18日
参加人数：19名

今回実施されました「韓国放送局情報化視察ツアー」では、2020年東京オリンピックに向けて、様々なメディア媒体によって放送されるであろうオリンピック関連放送のセキュリティ対策のため、先行事例として2018年平昌オリンピックでの韓国放送局におけるセキュリティ対策を視察してきました。

開催目的：
周知の通り韓国は電子政府ランキングにおいて、上位に位置する情報化先進国です。一方で情報化によるICTインフラ拡張は行政をはじめ金融、医療、放送などが多様化することで、多くのサイバー攻撃に晒されてきたことも事実です。こうした高度なICT社会では、それに対応するための高い水準のサイバーセキュリティが求められてきました。

2018年平昌オリンピックでは、様々な分野においてサイバーセキュリティの対策が講じられました。そして実際にサイバー攻撃がオリンピック期間中あったことも事実ですが、それらは未然に防がれ、大きな混乱を起こすことはありませんでした。

2020年には日本でも東京オリンピックを控えています。先だって行われた平昌オリンピックの裏で発生したサイバー攻撃に対する現場の声や対策方法は、東京オリンピックにおけるサイバーセキュリティ対策の参考となると思われます。特に近年、その媒体がインターネットにまで拡大している放送局などは、多角的な対策を講じる必要性が求められています。2018年平昌オリンピックの対策を一つの事例として韓国放送局やその関連施設を視察することで、東京オリンピックでより安全で安定した放送を提供できるのではないかと考えます。

訪問先：
① SBS(民間放送局)
② KBS(韓国放送公社)
③ (株)イグルーソフト(セキュリティ企業)
④ 韓国電力公社(KEPCO)
⑤ MBC(韓国文化放送)
⑥ ソウル駅
⑦ セブランス病院
⑧ KT(韓国通信社)
⑨ ソウル市統合指令センター